省エネ台数制御盤は制御中に特殊演算を行い、容量制御を予測コントロールし制御圧力を安定させ無駄な起動指令や停止指令を軽減します。 また、制御中の圧力振幅を締め、省エネ効果を極限まで引き出します。 異なるメーカー、機種をを完全に制御します。
①コンプレッサーの動力費削減の対策を以前から検討していた。
②メーカーの制御との比較検討を行った結果、制御方法の 性とコスト面から、フサモリの提案導入を決定。
③これまで無駄に稼働していた1台分に相当する省エネを実現できた。
従来ソリューションの問題点
●コンプレッサー各機毎の圧力制御によって運転していた為、常にアンロードしている機器があり無駄な電力コストを消費していた。
●稼働効率の悪い機種が優先的に運転をしていた。(個別制御運転の為)
●台数制御導入後は、1台以上のコンプレッサーが殆ど稼働しなくなった。
●省エネと同時にCO2の削減も大きな効果をもたらした。(約3.7万ton削減)
●制御圧力を極限まで下げることで、さらに省エネができた。
●故障履歴や運転状況、電力量の変化など保全管理に役立つ情報監視ができるようになった。
台数制御の導入は以前から考えていたが、制御機器メーカーのものは導入費用も高く、回収年数が長いため採算性に問題があったが、この制御盤は導入コストも比較的安価で、回収年数も短く、すぐに導入を決定した。 導入後は大きな省エネ効果を生み出しており、今後は設備の見直しでさらに省エネの加速が期待できる。